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薬物相談に応じるこころがまえ
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『薬物相談』の現状
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- 薬物依存症の人たちに対する社会的な認識が低く、疾患と障害に対する援助施策が充分ではなく、薬物依存症からの回復を促進する社会環境は整っていない。
- 疾患と障害に対する施策を促進するために『法による規制モデル』、『医療モデル』、『社会福祉モデル』が考えられている。『薬物相談』はそのいずれのモデルの中でも高い位置を占めているにも拘わらず、社会資源は少ない。
- 米国で行われているようなドラッグコートは、幅広い社会資源と司法の中での工夫が行われている。日本はグロバリズムと規制緩和政策を遂行している割に、島国意識が強く、水際作戦を重視し、ドラッグに対する社会心理教育等は立ち後れている。このような状況の中では『薬物相談』はあらゆるドラッグに関する相談を引き受けなければならない。
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